40年前と現在の航空写真を比較できるサービスでタイムスリップしてみる

新型コロナウイルスによる外出自粛が続いていますが、そんな中自宅でのおすすめの過ごし方のご提案。

最近ではGoogleマップの功績も手伝って、手軽に航空写真が眺められるようになりましたが、実は過去にも幾度か、国土地理院による航空写真の撮影が行われています。

市町村ごとのWikipediaで、部分的にその航空写真が掲載されていることもありますが、その航空写真を張り合わせ、閲覧をより簡単にしてくれているサービス・アプリがいくつかあります。

サイト・アプリ

PC

ウェブで過去の地形図や空中写真を見る (Leaflet版)

上記のサイトは現在、国土地理院の現代の写真とのみ比較できます。(Googleマップとは比較できません)

Androidアプリ

昔の航空写真地図

iPhoneアプリ

昔の航空写真地図 (70年代マップ)

鈴鹿サーキットを比較してみる

例を上げて、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを比較してみましょう。こちらが現在の鈴鹿サーキットです。

ここから、1975年の航空写真を見てみましょう。過去に何度か細かいカーブの改修が行われていますが、一番分かりやすいのはコース内部にあった池がなくなっていることですね。遊園地の部分でも変化が見られます。

さらに、まだレーシングコースのない1963年の写真と現在の写真を比較してみると…(GIFアニメ)

一見農道しかないようにも見えますが、コースの右下あたりに注目してみると、現在のコースと似通った道が存在していたことが分かりますね。

まとめ

国土地理院による撮影は、年代によっては特定の地域でしか行われていませんが、1975年は全国区で撮影されています。

遊園地やサーキット、ショッピングモールなどの商業施設を比較してみるのも面白いですし、家の近所を見てみるのも良いと思います。

夢中になれば2時間くらいは時間を潰せるのでよかったら空中散歩して遊んでみてください。