初めてのメカニカルキーボードにLogicool K835を買った感想
今までキーボードにこだわりがなく、LogicoolのK295という安い静音タイプのメンブレンキーボードを使っていました。
しかし最近パソコンに触れる時間が長くなり、一番触れる周辺機器でもあるキーボードにこだわってみよう、と思い立ち、メカニカルキーボードのK835を購入して1ヶ月以上使ったのでその感想などを書いていきます。
買ったモデル
Logicool K835 赤軸モデルのブラックを買いました。Amazonで6500円で販売されています。有線キーボードでメカニカルキーボードの中でも比較的手頃なキーボードです。
今まで使っていたのはこちら↓
感想
初めてのメカニカルキーボードなので、メンブレンとの違いが主な感想になります。
メンブレンキーボードとの違い
最初の1週間は打鍵感の違いに戸惑いました。
メカニカルキーボードはキーストロークがメンブレンよりも圧倒的に深くなり、メンブレンキーボードと同じ要領でタイピングすると、ガチャガチャと大きな音(底打ち音)が鳴り手が疲れます。
メカニカルは底まで打たなくてもキースイッチが反応するので、そもそも力いっぱいキーを打鍵する必要はなく、羽毛布団の上を軽く撫でるような力でのタイピングを身に着けないと真価を発揮しないように感じました。
キーを押す感覚はメンブレンよりも圧倒的に気持ちが良いです。また、キーが上に返ってくる感覚がメンブレンよりも感じられるため、今までよく起こっていた文字が逆転するミスタイプ(ください→くだしあ など)を起こさないようになりました。
打鍵音については、このモデルは打鍵音が小さいとされる赤軸モデルですが、それでも最初は大きめに感じました。しかし、タイピング次第でメンブレンほどとまでは言わずとも、かなり小さな音で使うことも可能です。
タイピング音が大きめだと自覚がある人で静音性が必要な人はメンブレンの静音タイプを選んだほうがいいかもしれません。
手に優しいか否か
新しいキーボードを買った理由の一つに、長時間タイピングしても疲れにくくしたいというのがあったのですが、メカニカルキーボードがメンブレンよりも手に優しいかどうかと言われると正直良く分かりません。
ただ、手に無理な力がかかってタイピングしているかどうかが、メンブレンよりも幾分か分かりやすいです。前述したように、力が入ったタイピングをすると、大きく不快な音がするので、自分のタイピングの姿勢を見直すきっかけになります。
キーボードの形状
K835はステップスカルプチャになっていて、キーボードを横から見ると緩やかなUの字になっています。高級なキーボードは大体これを採用していることが多いようですが、慣れるのに時間がかかりました。
人間工学にもとづいてうんたらと書いてありますが、これは正直???です。人によっては真っ平らな方がタイピングしやすいと思う人もいると思いますので、購入を検討される方は家電量販店などに見に行ってもいいかもしれません。
その他
ボトムプレートにキーキャップが浮かんでいるようなデザインがかっこいいです。日本語キーボードの割にスペースキーが長いのは素晴らしいですが、右Altキーがないのとトレードオフになっています。
Amazonのレビューなどで文字がシールですぐ剥がれそうなどと書かれていますが、同じようなシールタイプで、実家でかれこれ10年ほど使っているK270は未だに剥がれる様子がないので大丈夫かと思います。
Fnキーとの組み合わせでメディアキーにも対応していますが、頻繁に使用する音量コントロールは押しにくいのでAutoHotkeyで解決しました。printscreen、ScrollLock、Pause/BreakもFnキーとの組み合わせになってるので注意してください。
総評
Logicoolという有名メーカーで、さらに6500円という値段でメカニカルキーボードを試せるので、初めてのチョイスにはぴったりだと思います。同じようにキーボードを探している人は検討してみてください。