Hexoでmarkdown-itを導入して記事内に脚注を書く

HexoでMarkdownについていろいろ調べてみると、デフォルトで入っているhexo-renderer-markedの代わりにhexo-renderer-markdown-itを導入しているブログが多いようなんですね。

え、Markdownのパーサーなんて別に何でもよくね?なんかmarkedに恨みでもあるの?

と思って導入をずっと先送りにしていたのですが、先日、記事内で注釈を使いたいなと思ったときに、調べてみるとmarkedの方は注釈に対応していない、ということだったので、markdown-itを入れてみることにしました。

markdown-itとは

markdown-itのプラグインはmarkedと同様、Hexoのオフィシャルプラグインです。

レポジトリのドキュメントより

  • GFMとCommonMarkに対応
  • 細かい設定項目
  • hexo-renderer-markedより速い
  • 見出しが被ったたときにアンカーが衝突するのを回避してくれる
  • 注釈対応
  • <sub> <sup> <ins>に対応

導入方法

デフォルトで入っているmarkedをアンインストールして、markdown-itをインストールするだけです。

$ npm un hexo-renderer-marked --save
$ npm i hexo-renderer-markdown-it --save

また、config.ymlからfootnoteのプラグインを有効にしておきます。

markdown:
  plugins:
    - markdown-it-footnote

詳しいオプションはhexo-renderer-markdown-itのreadmeやWikiを参照

脚注の書き方

脚注はMarkdownを用いて下のように書けます。

覚悟はいいか?オレはできてる[^1]
[^1]: ジョジョの奇妙な冒険より

括弧の中の文字はリンクと脚注のラベリングで、2つが一致していれば数字でなくとも可、とのことです。